何事も”良”再確認。

Apr 10, 2010

飛行機の席を取る際に必ず聞く事。
夕日の太陽や、日本名景の見えるのは、右サイドか、左サイドか。

今月末の渡米は、羽にかかる席しか空席が無い飛行機をキャンセルし、
目的地到着5時間遅れの、LA経由の席を取った。

それくらい、景色を納め観る事を、最近は楽しんでいる。

昨日は雨上がり後の、空気澄んだ快晴。
富士山はどちら側ですか?

『ちょっとお調べします、、、右側ですね。』
と、カウンターの愛想良いお姉さん。

離陸後、
羽田から富士山はそんなに遠くないはずなのに
待て度、いっこうに見えてこない。

すいません、富士山上空はいつですか?と僕。

もう超えております。
でも、10分後に琵琶湖が綺麗に見えますよ。と、乗務員。

僕は、チェックインの際の事情を伝えた。

取り返しのつかない事をしてしまい、
”本当に申し訳ありません”、と何度も丁寧に誤っていただいた。

万が一と思い、
ひょっとして、富士山までUターン出来るのですか?と、僕。

はい、出来ます。と、乗務員。

、、そんなはずがない。

ただ、

この誤りの事情を知らせてしばらく経つと

飛行機雲を吹き上げた

機体が交差してきた。

わぉ。
無線機でパイロット同士の、瞬な計らい。

ANAは、なんて素敵な航空会社なんだと。

結果右側で、良かったんです。
琵琶湖、霧の平野、飛行機雲、九州の富士山と4つも鑑賞出来て。

そして、客室乗務員の心こもったお礼の表情が
本当に美しかった。

以前搭乗した際は左側から富士山が見えたとうっすら記憶に残っていたが
愛想良いお姉さんは、名前も山口さんだったから、
右側の席を進められた事を絶対これで間違いないと信じ切った
僕の”再確認不足の旅”がゆっくり始まっています。

山の陰と陽。
第三の故郷、山口県。

落ち着きます。

S